
伝統構法・実験 (建築科2年生授業)より
感性だけでは伝統を生かせません。
伝統的な古い建物って、地震ですぐに壊れてしまうという印象がありませんか?大地震の報道番組などでそんな場面をよく見かけますが、よく見ると、すべての伝統的な建物が壊れているわけではありません。耐えている建物も後ろに見えていたりします。ちゃんと調べれば、壊れる建物には、壊れる理由があるということがわかってきます。感覚や印象だけではなく、科学の目で事態を正しく捉えるということが大切です。
日本を襲う大地震に備えるにはどう対処すべきか?構造力学的な把えかたの基本を学びます。
伝統の構法の基本となっている貫(柱を横に結ぶ材)を用いた骨組みに塗られた伝統竹小舞土塗り壁の耐震特性を、自分たちで拵えた土壁モデルで耐力試験を行い、得られたデータにより伝統京町家の耐震性を解析的に探ってみます。ずいぶんマニアックな授業ですが、やってみれば、なるほど、そういうことだったのかと納得してもらえる授業です。
https://kyotokenchiku.site/kac/concept/
建築は様々な技術や知識と努力によって成り立ちます。それらを学ぶことは基本です。けれど「基礎」とは、それだけでしょうか?
京都には、ほんものがある。その「ほんもの」の持つ意味とは?
伝統的な建築とその背景となる暮らしの文化にも親しみ、将来のものづくりに生かします
伝統的な建築をきちんと科学的に評価してみましょう
日本には優れた木の文化があります。本校では専門学校であることを生かし、独自に木を学びます
毎年夏には、自然豊かな山里で地域の人たちのご協力を得て、「木匠塾」という合宿木工活動を行っています
